朝の早い時間、
各クラスへ移動するまで
異年齢で過ごしています。
年齢によって遊びが異なる中でも
小さなお友だちはお兄さんお姉さんの
遊びに興味津々です!
さて、今日はすみれ組のお兄さんが
ブロックを高く積み上げて何やら作っています。
そこへ小さなお友だちが来ました。
目の前にそびえる高く積みあがったブロック…
次の瞬間、ブロックはその小さな手の一押しで
崩れ去りました。
そう、
小さなお友だちは高く積み上げては崩すのが大好き!
でも、きっとお兄さん達は悲しかったはずです。
どうするかな?
と見守っていると、
「こわれたね。もう一回つくろう!」
そういって笑顔でまた新しい形のブロックを
作り出しました。
何気ないワンシーンですが、
小さなお友だちを思い、
お兄さんとして接するその一言で
誰も悲しい気持ちにならずに、
また改めて遊びに取り組める空気ができたことに
凄いなぁと感心しました。
心があたたかく育つ素敵な瞬間です。
「お兄さんだね!」
そう伝えた際の笑顔、とっても素敵でしたよ!
遊びに来てね!
というメッセージをそえた
ゆり組さんからお楽しみ屋さんへのお誘いでした。
早速行ってきます!
会場では、招待されたすみれ組さんの皆も一緒です。
グループにわかれ、順番にお楽しみ屋さんを回ります。
『おみくじやさん』
一人2回まで、あたりが出ればお土産がもらえます!
祈る姿がチラホラと…
『おさかなつりやさん』
大きな魚も小さな魚も
つれたらお土産がもらえます!
釣り針の先を直したり、お魚の位置を変えてみたり。
さかなつりやさんは大忙し!
『ボーリングやさん』
オレンジの線から手作りボールを転がします。
凸凹ボールはなかなか真っすぐ転がりません。
力強くそれーーーっ!!
『わなげやさん』
オレンジの線から大小様々な大きさの
わっかを3回投げます。
なかなか難しいわなげ。
あれ?なが~い棒がかたむいている…。
『けんだまやさん』
手作りけんだまは
ボールがぴょんぴょん動きます。
なかなか入らないボールですが、
上手なお友だちはひざをうまく使って入れていました。
おっ、さては経験者だな!
それぞれのお楽しみ屋さんで
ゆり組さんが優しく教えてあげながら、
いつの間にか自分自身が
一生懸命に遊んでいたり、
なかなかうまくできないお友だちの
お手伝いしてあげたりと、
ゆり組さんらしい頼もしく、
子どもらしい姿をたくさん見ることができました。
今日はおみせやさんへのご招待ありがとう!!
楽しかったよ!!
たんぽぽ組のお部屋で
新聞広告を一生懸命丸め、
棒のような形にしているお友だちが居ました。
「魔法使いのほうきみたい!」
そう言ってまたいでみます。
雰囲気はなかなかの魔法使いです。
が、やはり飛び立つことはできません。
そこで先生が、
「どうしたら飛べるだろうね?」
という問いに、
「もっといっぱい風が吹いたら飛べる!」
という答えが返ってきました。
そうして外遊びにほうきを持ち出しました。
なるほどブランコに乗って風を受ける作戦ですね。
なかなか良いアイディアです!
お友だちの見守る中高い所からジャンプ!
これは飛んでいるのではないでしょうか?
すごい!!
子どもの見立て遊びの世界に、
先生がそっと寄り添った素敵な時間を感じます。
子ども達の夢中になることに答えや正解はありません。
子どもの持つ素敵な世界に寄り添う。
そうした保育をこれからも心がけていきたいと思います。
ちゅうりっぷ組では、
お昼寝から早く起きたお友だちを連れて、
園庭で遊んだり
別のお部屋へ遊びに出かけます。
さぁ、少し早く目が覚めたお友だちが居ます。
今日はゆり組さんのお部屋へ遊びに行こう!
早速ゆり組のお姉さんが保育士さんに早変わり!
小さなお友だちを大好きなゆり組さん。
優しく膝の上へ座らせておもちゃを選んであげます。
異年齢の子ども同士の触れ合いは
いつも温かな時間を生みます。
自然と年下のお友だちを可愛がり、
優しくできるその心を
これからも大切に育てて欲しいです。
ちゅうりっぷさん、遊んでもらえて嬉しいね!
暖かな日の光に照らされる園庭。
お昼寝から早く目覚めた
ちゅうりっぷ組のお友だちが穏やかに遊んでいる。
そこへ、鬼のお面をつけた子ども達が出てきた。
そう、今日は節分…。
各クラスでそれぞれのお面をつけて
楽しそうな声が聞こえている。
!!!???
その日、子ども達は思い出した。
彼らに支配されていた恐怖を…。
鬼である…
およそ150数センチもあろうかという
その細身の体で迫ってくる鬼。
巨大に見える手で容赦なく襲い掛かる鬼!
可愛い泣き顔の子どもを見つけては
嬉しそうにそっと抱き上げて
今にも食べてしまおうかとする鬼!!
誰か、この恐怖を終わらせてください!!!
ジャジャン!!
ニッコニコな大きなお友だち達の出番です!
「鬼は外ー!福は内ー!」「鬼は外ー!福は内ー!」
豆のシャワーに逃げ出す鬼。
こうなってはさすがの鬼もたまりません。
大人だけに聞こえた乱れた呼吸と共に、
鬼は山へと帰っていきました。
豆まき楽しかったね!
皆、心の鬼は退治できたかな?