秋の味覚を楽しむ季節です。
先日から地域への芋ほり体験や
園でのお魚バーベキューと
秋を楽しむ行事が続いています。
今日も空高い秋晴れのもと、
3歳以上児さんと歩いて地域へ
芋ほりに出かけてきました。
たんぽぽ組にとっては初めての体験です!
綺麗に整地された畑でツルに繋がったたくさんの
さつま芋や、ほうれん草の収穫もさせて頂きました。
畑を作られている方や
お世話になる従業員の方々と、
たくさんの方に見守られながら
楽しい時間を過ごしました!
感謝の品をゆり組さんより贈呈しました。
また後日になりますが、
芋ほりの様子を写真でご覧頂けるように致します。
皆の素敵な姿をどうぞお楽しみに!
パシャッ!!
カメラを手にしたお友だちと写真の撮りあいっこです。
立派なカメラに驚きましたが、
職員が作ったものではなく自分で作ったそうです。
話を聞くと、今育休中の職員が
作ってあげていたものだそうで、
その造形工程を覚えていたといいます。
自慢げに持つその立派なカメラに
お友だちも興味津々!
そこで、記念にパシャッ!
先生のカメラで撮った写真と見せ合いながら、
かわいい笑顔が溢れます。
ちゅうりっぷ組では2歳になる子、
1歳になる子と0歳児が一緒に過ごしています。
月齢により成長の幅が大きなクラスなので
動きや遊び方、言葉の数も違う中で様々な
かかわりが見られます。
今日も職員の膝前に座っている0歳児さんのそばへ
2歳のお姉さんが絵本を片手にちょこん、と座りました。
そして絵本の読み聞かせが始まりました。
絵本のぺージをめくりながらオリジナルの
お話をきかせてあげています。
自分より小さなお友だちと理解し、
先生のように読んであげるその姿に
言葉にはない優しさを感じます。
すると、その姿を見ながら少しずつ
近づいてくるお友だち…
絵本の読み終わりと同時に今度は
「私の番!」という表情で0歳さんの手をとり
職員の歌に合わせてあやし始めました!
まだまだ小さなお友だち同士ですが、
その中でもこうして自分よりも小さな
お友だちのお世話をしてあげたい!
やってみたい!という想いがあります。
子どもの持つ想いを妨げることなく、
自分自身で成長していく心の育ちを
これからも大切に見守りながら日々保育を
していきたいと思います。
とっても優しい時間です。
空高く澄み切った青がきれいな秋の日です。
今年度も職員のご家族よりご厚意を頂き
地域の畑へ芋ほりにゆり組さんと出かけました。
お世話になる方への挨拶が終わると早速畑へ…
お世話をしてくださる方が
土の中からにょきっと顔を出しているツルを
指さしながら、
「ここ、このツルを引っ張ってごらん」
そうアドバイスをもらって
「んんっーーーーーっ!」
と引っ張ると…
たくさんのさつま芋が現れました!
あらかじめ子どもたちが抜きやすいよう
手入れして頂いていましたが、
それでもたくさん実ったさつま芋を引き抜くのは
なかなかの力仕事です。
片手に持ったスコップを置いて
両手で一生懸命引っ張ります!
あっという間にビニール袋がいっぱいになり、
持ち手の部分がやぶれる子ども達が続出!
大小様々なさつま芋を残らず探し袋に詰めるお友だち。
それより虫の発見に色めくお友だち。
さつま芋よりも土を掘り起こすことに熱心なお友だち。
土を通して野菜や虫という命に触れ合いながら、
子ども達の感情はより豊かに刺激されます。
当たり前のように目にする景色の中で、
いつもと違う体験を通してこの地域を
もっと好きになってくれればなぁと思います。
今日はゆり組さんのみでしたが、
11月には3歳以上児さんとまた地域で
芋ほり体験をさせて頂きます。
園内だけではなく、地域の方々と子ども達との
触れ合いの場を今後も
たくさん築けていければと思います。
今日はありがとうございました!
朝晩の冷え込みをよそに
日中は太陽の暖かさを園庭で
存分に満喫する子どもたちの姿があります。
その中、来年の春に向けて
チューリップの球根を
ゆり組さんと一緒に植えました。
雑草を取り、綺麗に耕していきます。
土と触れ合うことの大好きな子どもたちの
おかげで土がよく耕されます。
少しの虫探しを挟みながら…
さて、小さくくぼみをつくり、
その中に球根の向きを整えて入れます。
かぶせた土の上からしっかりと
じょうろ隊が水をあげてくれました!
こうしてまた春が近づくその日まで、
「先生芽が出てる!」
「チューリップが大きくなってる!」
「花が咲きそう!」
そう教えてくれる子どもたちのお世話が続きます。
どんな色のチューリップが育つか楽しみだね!
真っ赤に並んだ消防車が
お出迎えをしてくれました。
今日は年長のゆり組さんを連れて
光消防本部にある
防災センターへ行ってきました!
消防士さんより災害時にどうすればいいか?
クイズ形式で子ども達に伝えて頂き、
子ども達は口々に
「机の下に隠れる!」
「しゃがんで口を押える!」等々
消防士さんも感心される位に発言していました!
そして、今回は子ども達にある指令がありました…
それは!!
消防祭りへの動画出演です!
二人一組で「感震ブレーカー」という
装置の普及啓発のスピーチを読み上げ、
その後地震体験、
煙の迷路を通ってゴールする順番です!
しかし…順番を待っている子ども達ほど
この地震体験と煙迷路に不安と恐怖が
次第に大きくなっていきます。
それでも!
特別に着せてもらえた消防服に身を包み、
勇気を出して皆頑張ることができました!
普段なかなか間近に見ることのない
消防車やちょうど帰ってきた救急車を
たくさん見せてもらえて大満足でした。
帰りの際、緊急連絡を受け救急車が発進していきました。
救命士さんも
「救急車にのらないように怪我をしないでね」
と子ども達に伝えて下さいました。
災害時、今日の体験が将来の子ども達の命を
守ってくれることを願います。
園庭に大きな小屋が建っています。
以前からたくさんの動物達が園庭で遊ぶ子ども達を
見守ってくれており、以前あった小屋の移動に合わせて
保護者の皆様に新しく建てて頂いた立派な小屋です。
そこに約7年前、
「うさぎの赤ちゃんが生まれたんですけど
保育園で飼われませんか?」
と、元保護者の方からお電話を頂きました。
当時は烏骨鶏とハトがおりうさぎは居ませんでしたので、
赤ちゃんうさぎを引き取り飼うことになりました。
赤ちゃんの時から目に障害はありましたが、
その丸みを帯びた体でぴょこぴょこ動く様子に
子ども達はすぐ虜になっていました。
名前は「くんくん」
当時の年長さんがオスの君
(性別は定かではありまんでしたが)
とエサを食べる様子をみて命名してくれました。
今となってはぴったりの名前ですが、
名のついた当時は子どもらしい名前に笑ったものです。
なかなかのグルメで好き嫌いがハッキリしており、
野菜の切れ端はあまり食べず新鮮なクローバーや雑草を
よく食べていたので、子ども達が差し出してくれる雑草は
くんくんにとってごちそうだったことでしょう。
そのくんくんが月曜の朝、亡くなっていました。
原因は分からずきっと寿命だったのだと思いますが、
気温の変化に敏感なうさぎには厳しい環境だったのかな?
もう少しどうにかできなかったかな?
そんなことを考えながら園内にお墓を掘りました。
3歳以上児には亡くなったくんくんの姿を
見てもらいながらさよならをしました。
ゆりぐみさんからくんくんへ想いを込めた
お手紙もありました。
各家庭からお野菜を持ってきては
くんくんのごはんと言ってあげてくれたお友だち…
帰りの際にくんくんの様子を見て帰る親子の姿…
園庭遊びで葉っぱを探してはくんくんの元へ走る姿…
外へ柵を作って子ども達とくんくんを触れ合わせようと
一生懸命頑張った園長先生の手を
思いっきり引っ搔いたくんくん…
当たり前が失われるだけで
たくさんの素敵な時間が思い出されます。
さよならが皆で言えた。
そして命の大切さを子ども達に伝えることができた。
約7年間、その小さな命を園児・職員で育んできました。
くんくん、今までありがとう。
空っぽになった小屋に飾られたお手紙が
てんごくのくんくんへ無事届きますように…。