たんぽぽ組のお部屋で
新聞広告を一生懸命丸め、
棒のような形にしているお友だちが居ました。
「魔法使いのほうきみたい!」
そう言ってまたいでみます。
雰囲気はなかなかの魔法使いです。
が、やはり飛び立つことはできません。
そこで先生が、
「どうしたら飛べるだろうね?」
という問いに、
「もっといっぱい風が吹いたら飛べる!」
という答えが返ってきました。
そうして外遊びにほうきを持ち出しました。
なるほどブランコに乗って風を受ける作戦ですね。
なかなか良いアイディアです!
お友だちの見守る中高い所からジャンプ!
これは飛んでいるのではないでしょうか?
すごい!!
子どもの見立て遊びの世界に、
先生がそっと寄り添った素敵な時間を感じます。
子ども達の夢中になることに答えや正解はありません。
子どもの持つ素敵な世界に寄り添う。
そうした保育をこれからも心がけていきたいと思います。
ちゅうりっぷ組では、
お昼寝から早く起きたお友だちを連れて、
園庭で遊んだり
別のお部屋へ遊びに出かけます。
さぁ、少し早く目が覚めたお友だちが居ます。
今日はゆり組さんのお部屋へ遊びに行こう!
早速ゆり組のお姉さんが保育士さんに早変わり!
小さなお友だちを大好きなゆり組さん。
優しく膝の上へ座らせておもちゃを選んであげます。
異年齢の子ども同士の触れ合いは
いつも温かな時間を生みます。
自然と年下のお友だちを可愛がり、
優しくできるその心を
これからも大切に育てて欲しいです。
ちゅうりっぷさん、遊んでもらえて嬉しいね!
暖かな日の光に照らされる園庭。
お昼寝から早く目覚めた
ちゅうりっぷ組のお友だちが穏やかに遊んでいる。
そこへ、鬼のお面をつけた子ども達が出てきた。
そう、今日は節分…。
各クラスでそれぞれのお面をつけて
楽しそうな声が聞こえている。
!!!???
その日、子ども達は思い出した。
彼らに支配されていた恐怖を…。
鬼である…
およそ150数センチもあろうかという
その細身の体で迫ってくる鬼。
巨大に見える手で容赦なく襲い掛かる鬼!
可愛い泣き顔の子どもを見つけては
嬉しそうにそっと抱き上げて
今にも食べてしまおうかとする鬼!!
誰か、この恐怖を終わらせてください!!!
ジャジャン!!
ニッコニコな大きなお友だち達の出番です!
「鬼は外ー!福は内ー!」「鬼は外ー!福は内ー!」
豆のシャワーに逃げ出す鬼。
こうなってはさすがの鬼もたまりません。
大人だけに聞こえた乱れた呼吸と共に、
鬼は山へと帰っていきました。
豆まき楽しかったね!
皆、心の鬼は退治できたかな?
第42回ひまわり発表会まであと少しとなりました。
今年はコロナ感染症拡大防止の観点から
例年までと開催場所を変更し、
園内のステージで行います。
いつもと違う発表会となりますが、
楽しみながら練習に取り組む子ども達を見ていると、
こうして発表会を開催できるだけで
幸せなことだと感じます。
あと一週間、何事もなく過ごし、
本番当日を迎えられることを願うばかりです。
職員室にいると
外から聞こえてくる音です。
外遊び用の大型ブロックを片付ける時に
よく聞こえてくるのですが、
今日は職員が「すごい!すごい!」
と手をたたいて応援していました。
何をしているのかな?
と覗いてみると・・・
大型ブロックの上を平均台のようにして
順番にちゅうりっぷ組のお友だちが渡っていました。
壁の支えはありますが、意外とグラグラするブロック。
そのハラハラした体験を求め、何周もする子ども達!
その道中、部屋の中も気になる子ども達です。
視線も高くなり、いつも見えない景色を見ることが
大好きな子ども達です。
途中でこけてもなんのその!
今日も逞しく遊んでいます。
ティッシュを取り出して
拭いてあげていました。
小さなお友だちへの優しい時間です。
ありがとう、お姉さん!
予報通りの積雪となり、
保育園は一面真っ白に染まっていました。
雪がチラつくだけで嬉しかった子ども達です。
待ってましたと園庭で雪遊びです!
昨年は一度も雪が降ることなく、
今年はどうかな?
と子ども達とも話していたので、
ようやく触れる雪に大喜び!
土とはまた違う感触で、
色んなかたちに姿を変える雪は
子ども達の好奇心をくすぐります。
雪だるまかな?
細かい造形部分に手袋を外して取り組むたんぽぽ組。
好奇心の前では寒さなんてへっちゃらです!
遊んだ後は温かいお湯で手を洗いました。
「あ~あったかい!」
そうして笑う顔はポカポカ太陽のようでした。